有名絵本の1つ『ねずみくんのチョッキ』
なつかしい。子どものころ読んだよ。
自分の子どもが生まれて改めて読んだら、ツッコミどころ満載でねずみくんが切なすぎます。
そこでこの記事では、『ねずみくんのチョッキ』のあらすじとねらい(ネタバレあり)を解説していきます。
子どもの読み聞かせ絵本に、ぜひ選んでみてくださいね。
- 2〜4歳向けの絵本が知りたい
- 『ねずみくんのチョッキ』のあらすじが知りたい
『ねずみくんのチョッキ』の基本情報
絵本「ねずみくんのチョッキ」の基本情報を説明します。
タイトル | ねずみくんのチョッキ |
著者/編集 | なかえよしを、上野紀子 |
発売日 | 1974年8月 |
出版社 | ポプラ社 |
ページ | 31ページ |
発売から50年近く経つけど、愛され続けている絵本だよ。
「ねずみくんのチョッキ」はシリーズ第1作目。このシリーズは全部で40巻発売されており、最新刊は「ねみちゃんのチョッキ」(2023年9月発売)です。
『ねずみくんのチョッキ』のあらすじ
絵本「ねずみくんのチョッキ」のあらすじ紹介だよ。
おかあさんが編んでくれたねずみくんのチョッキ。「ぴったり にあうでしょう」とねずみくんは嬉しそうに話しています。
そこへあひるくんがやってきて、「ちょっときせてよ」とねずみくんに問いかけます。ねずみくんが貸してあげると、「すこしきついがにあうかな」とあひるくん。
あひるくんのもとにさるくんがやってきて同じやりとりを繰り返します。それから次々にどうぶつたちがやってきて、きついけどねずみくんのチョッキを着ていきます。
どうぶつたちによってどんどん伸びてしまうチョッキ。最後にどうなっちゃうの?
次はどうなるのかワクワクしながら読めるよ。
『ねずみくんのチョッキ』のねらい解説【ネタバレあり】
『ねずみくんのチョッキ』のねらい(ネタバレあり)を3つあげます。
考え方はそれぞれ違うと思うんだけど私個人が感じたねらいを紹介するよ。
1.どうぶつを学ぶ
「ねずみくんのチョッキ」には様々などうぶつが出てきます。
ねずみくんの他に、あひる・さる・あしか・ライオン・うま・ぞうと8匹登場します。
このどうぶつは?と声かけすればクイズになって楽しめるよ。
どうぶつがたくさん出てくる絵本は動物の種類を学べて子どもの知識が増えます。
2.どうぶつたちの優しさ
ねずみくんが着ているチョッキ。あひるくんがやってきて「きせてよ」と尋ねると「いいよ」と快諾します。
あひるくんが着ていると、さるくんが来て「きせてよ」と言うと、「いいよ」と貸します。
このように、次々にやってくるどうぶつたちが「きせてよ」と尋ねると、「いいよ」と快く承諾します。しかも、明らかに自分よりも大きい動物なのに貸してあげています。
嫌な顔せずに貸してあげるなんて優しいよね。
子どもには、自分のものを貸してあげる優しさをもってほしいです。
でも自分のチョッキじゃないのに貸してあげるのはどうなんだろう。
ねずみくんが悲しまないようにするにはどうすればよかったのか?を親子で考えられます。
ものを貸す優しさが身につき、他の人のものをどうすればいいのか考えることができます。
3.伸びたチョッキの活用を探す
ねずみくんのチョッキは、最後にぞうさんが着ます。ぞうさんが着ているのを見たねずみくんは「うわー ぼくのチョッキだ」と言って驚きます。
返してもらったチョッキはぞうさんサイズに伸びてしまい、ねずみくんは着られません。しょんぼりしていると、最後のページでぞうさんがチョッキを使ってブランコをしてあげます。
チョッキは着られないけど、ブランコ遊びができてよかったよね。
これだけ伸びてしまったら捨ててしまいそうだけど、違う使い道を探してねずみくんが喜ぶことをするなんて素敵です。しかも、ブランコとして遊びに活用するなんてナイスアイディアですよね。
使えなくなったものでもアイディア次第で再利用できる教訓になります。
『ねずみくんのチョッキ』2歳0ヶ月に読んだ感想
「ねずみくんのチョッキ」の対象年齢は3歳・4歳・5歳です。しかし、2歳0ヶ月の子どもに読み聞かせても十分に楽しめます。読み聞かせをした子どもの反応を見ていきましょう。
どうぶつを楽しむ
「ねずみくんのチョッキ」には8匹のどうぶつが登場します。
2歳になるとどうぶつが分かるので、ねずみくんが出てくると「ねずみだー」と指差して得意気に言ってきます。他にも「ライオンだ!」「ぞう!」とどうぶつが出てくると指差しながら名前を言って、私が「正解。」と言うと満面の笑みになります。
2歳0ヶ月だと、絵本の内容を楽しむよりもどうぶつを見て楽しんでいます。
動物のクイズを出しながら読むと子どもと盛り上がれるよ。
繰り返しの文章でテンポがいい
「ねずみくんのチョッキ」は同じ文章が繰り返されます。
「いいチョッキだね ちょっときせてよ」「いいよ」「少しきついがにあうかな」と短い文章が繰り返されていてテンポが良くて読みやすいです。
子どもも短い文章なので覚えて、絵本を取り出して自分でページをめくり声に出して読んでいます(ちゃんと言えてない部分もあるけど)。
自分で読んでしまうくらいにハマってます。
私もすぐに文章を覚えたから、寝かしつけ前の暗い部屋でも読み聞かせができるよ。
『ねずみくんのチョッキ』のグッズ紹介
「ねずみくんのチョッキ」には可愛いグッズがあります。種類はぬいぐるみやステーショナリー、タオルや靴下、ポーチなど様々。オススメを2つ紹介します。
1.靴下
オススメ1つめは「ねずみくんのチョッキ」の靴下です。しましまと水玉模様の2種類が販売されています。
サイズはキッズ(13~15cm)とレディース(22~25cm)です。
子どもとお揃いにできるよ。
\ 靴下は絵本ナビ限定 /
2.タオル
オススメ2つめはタオルです。大判タオルやフェイスタオル、ウォッシュタオルが販売されています。
特に、あそべる絵本マルチタオルは100cmまで測れる身長計が付いているので、タオルの上に横になれば身長が測れます。
タオルの上で写真を撮れば子どもの成長記録になるよ。どうぶつに見守られてるようで可愛いよね。
\ 大判タオルは絵本ナビ限定 /
まとめ:『ねずみくんのチョッキ』のあらすじとねらい(ネタバレあり)
絵本「ねずみくんのチョッキ」のあらすじとねらいについて解説しました。
この絵本は、「ねずみ」の他に「あひる」や「さる」など8匹のどうぶつが次々にやってくるので、どうぶつの種類や物を貸してあげる優しさが学べます。
繰り返しの文章がテンポよく読めるし、どうぶつがたくさん登場するので、2歳0ヶ月の子どもでも十分に楽しめる絵本です。
さすが、1974年の発売以来ずっと子どもたちに愛されている絵本だよ。
ぜひ、読んでみてください。
以上、絵本【ねずみくんのチョッキ】あらすじとネタバレ徹底解説でした。
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